ニコラス ライブレヴュー


by YASU


先日、大学時代の大後輩がヴォーカルを務めるバンド「ニコラス」のライブに行って来たので、そのレヴューを中辛でお届けします。

彼らはVoGuBaDrという4人構成のJ-パンクロックバンドです。ブルーハーツやハイロウズを、少し大人しくしたような感じでしょうか?Voが知り合いなので、彼が中低域の伸びが良い声なのは解っていたのですが、ミックスの関係か少しVoメロディは引っ込み気味でした。

全体的に伸びやかなVoメロディを中心にした3コードロックですが、そんな曲がメインの中であのミックスはちょっと残念でした。曲そのものは良く言えば誰でも楽しめる解りやすい曲、悪く言えば単純で勢いでやってしまっている曲という感じです。

パフォーマンスに関して言えば、Voのパフォーマンスはアマチュアにしてはかなり良い方でしょう。他のパートはステージの広さの関係もあるでしょうが、ちょっと演奏で一生懸命という感じです。ただ、そのVoもチ○コ丸出しはやりすぎ、イエローカード・罰金です。が、盛り上がるライヴであったことは確かです。盛り上げるための努力は惜しんではいないようですね。ちょっと作りすぎなのは鼻につきましたが・・・。この系統のライヴをやるのであれば、もっと作り込みの少ない、生々しさを出した方が感動が大きいでしょう。

演奏力については・・・・・・?ってところです。ひどくはないですが、良く見て中の下、悪く見て下の上といったところですね。ただ、全員が息を合わせようとしているのは感じられました。自分のパートだけ突っ走るメンバーがおらず、全員が他のパートのことを考えて合わせようとしているのには好感が持てました。ただ、速い曲では肝心のリズム体がもたり気味でしたけど・・・。

どんな状況にあっても、全パートとも、リズムはDrに合わせ、またDrは他のメンバーの状況に合わせる、というのは大切ですね。バンドやってる皆さんは気を付けましょう。「息」はドラムが司り、「間」はベースが司る。良い演奏を聴かせてくれるバンドは、そこがしっかりしています。裏方と思ってなめちゃいけません(一Bassistとして)。

さて、横道に逸れましたが、ニコラスのこのライヴを100点満点で評価すると、総合点で75点といったところでしょう。ただし、単純に音楽として、演奏力などを見た場合10点マイナスの65点、私の音楽の好みを加えるとさらにマイナス5点で60点となります。知り合いの盛り上げ票に奢らずに、向上心を持って精進してもらいたいものです。(ちなみにGrenadier3月ライブの個人評価も、曲の好みを加味して60点・・・)

 










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